チラシ制作で大事なこと

チラシ制作はまずはターゲット設定から。デザイン、訴求方法を細かく見ていきます。

ディテールへのこだわり

チラシデザインには様々な仕掛けのような工夫があります。商業をベースにする以上、より目立つことやより好まれること、あるいはよりわかりやすく伝えることなどが一番に求められるからです。しかしよくできた仕掛け出会っても、細部への気配りがなければ薄っぺらいものに感じられてしまいます。

チラシレイアウトがよく整えられ、メリハリのバランスやアイキャッチなどの要素が程よく取り入れられているにもかかわらず、何かが足りないように感じられるデザインがあります。あるいは、しっかり見たのに、少し経つと何の印象も心に残っていないというチラシデザインもあります。これらのチラシデザインには何が欠けているのでしょうか。

チラシデザインの良し悪しは、一概には言えません。その製作物ごとにチラシデザインの目的も異なるからです。しかしチラシデザインが人の心を動かし、見た人になんらかの印象を残すために必要なものは、やはりものを作る作り手としての強いこだわりなのではないでしょうか。誰も気づかないかもしれない、わかってもらえないかもしれないところにまで気をくばり、より良いチラシデザインに仕上げるためにできる限りのことを尽くす。それが結果として人に伝わるものなのではないか、私はそんな風に思います。

ディテールとは、細かい部分という意味の言葉です。チラシデザインのディテールとは文字一つ一つの形の吟味、わずかに見える余白の調整、0.1mm単位で決めるラインの位置やその太さ、写真のクオリティや妥協せずに探しだした素材の質感、こういったことの積み重ねで決まるのです。

 

  • ・何かが足りない・・・・と感じるだけでそのデザインがダメと言っているわけではありません。必要な条件は全てクリアしていて、クライアントが満足してくれればビジネスとしては充分成立しています。
  • 誰も気づかないかも・・・例えばポスターのレイアウトを考える際は、原寸大の状態にプリントしたものを用意し、キャッチコピーのサイズや位置を1%、1mm単位で検討します。見た人はもちろん、そんなことには気づかないでしょうが、最良のサイズや位置を決めるには、こういった作業も必要なのです。
  • コラージュ・・・複数の写真を組み合わせて仕上げるビジュアル表現をコラージュと呼びます。フォトコラージュともいう場合もあります。
  • ポイント1・・・文字周りには、デザインのこだわりポイントが満載です。フォントにするのか、手書きなのか、明朝体でも、どの明朝を選ぶのか、文字の線の太さはどのくらいを選ぶのか、サイズや文字間、組み合わせ方など、文字だけでも無限の可能性が広がります。
  • ポイント2・・・デザインエレメントの素材選びも重要です。実際に印刷する紙はもちろん、インキや加工といったオック深い世界もそこにはあります。テクスチャ画像などの選び方、探し方もこだわりの有無で全く違う印象に仕上がることでしょう。
  • ポイント3・・・デザイナーがこだわるディテールのもう一つのポイントは色です。特殊印刷が使えない場合は、4色のインキで全ての色を表現しなければなりません。どんな色を選ぶのか、どのような色実現が可能なのか、数%のインキ量をコントロールして表現しなければならないのです。
  • ベーシックセオリー「フォントの選び方」・・・フォントは実際に文字を印刷して紙の上で見て選びたいもの。自分で見本のプリントを用意するのもいいですが、より多くのフォントを知ったり見比べたい場合は、デザイナー用の本を購入するのがオススメです。
  • イメージのみ・・・直接商品を出さず、周囲のイメージを用いて、間接的に表現する手法です。特にタバコ屋お酒などの嗜好品や、健康食品などの広告では、直接表現に規制があることもあって、間接な表現が多く見られます。
  • ステンシル・・・型紙を用いてブラシやスプレーで文字を描く手法です。型紙の性質上、中を完全に抜くことができないため、線を入れて全てのパーツがつながるように設計されています。この特徴を再現した所帯をステンシル書体、デジタルなものをステンシルフォントと呼びます。
  • 箔押し・・・・金や銀、ホログラムなどの箔を熱と圧力を加えて紙に定着させる技術です。美しい光沢感と圧を加えた時にできる立体感が特徴。特殊加工になるため、印刷費はかなり跳ね上がります。