ビジネスの世界では異業種に学べ、異業種から盗めとよく言われる。確かに異業種交流会など花守であるが、本当に異業種の成功例を自社に取り込んでいる人は数少ない。もちろん、刺激を受けた、モチベーションが上がったなど、メンタル部分の活性化として役立てている人は多いと思うが、他人の成功例を取り込む流人はごくわずかである。

実は勉強会の参加者の多くは同業種、あるいは近い業種からの成功例しか取り込めない。なぜならば、前述のアンテナを常に張っていないからだ。常日頃張っていないので、いきなり貼ろうとしてもすぐにはできないのである。

しかし、その中でもすごいチラシの達人は存在する。全体の15%くらいの人たちだ。そのチラシの達人達はみていると実に異業種チラシから盗むのがうまい。盗むという聞こえが悪いが、上手に自社チラシに取り込むのがうまいということだ。常にアンテナを張っているゆえにできる技である。

例えば寝具の社長は常日頃からアンテナを張っている。勉強会で見たカバンの藤田さんのチラシをみてこれを寝具に応用しようとそのばで決断。すぐに布団の打ち直しチラシに置き換えて作った。カバンのチラシのタイトルが仕事が楽しくなる幸せのカバンフェアであるが、超えれを布団に置き換え、ぐっすりと眠れる幸せ布団フェアーというタイトルを付け、レイアウトも同じようにイメージを訴求しながら商品、サービス訴求をし、お客様の心をつかみ集客アップに成功した。

このようにすぐに異業種の成功例を自社に応用できる人がチラシの達人である。このチラシの達人達の共通の特徴は素直であること。他社の成功例や私からの提案を素直に受け取り、とりあえずやってみるというチャレンジ精神が強い。チラシの世界でも素直であることが成功の要素なのである。

逆に失敗する人は素直ではなく、情報を聞いても否定から入る。業種が違う。商圏が違う。客単価が違うなど、当たったチラシに対して自社とは違う粗探しを始めるのだ。これでは成功のエキスを得ることはできず。応用など程遠い自分の価値観の中でしかチラシを作成しないので失敗のスパイラルに入ってしまうのだ。

常に他社チラシ、それも異業種から学ぶ姿勢が大事だ。そうすれば家に入るチラシからも学ぶことができるのだ。